Chokei's Fusato Book


出典単行本紹介
   
 「チョウケイ少年黒潮を渡る」







Dr.吉田朝啓は、
これまでいくつかの著書を残しています。
ホームページで紹介している「ふるさと沖縄コラム」の出典は、
この「チョウケイ少年黒潮を渡る」です。
昭和6年生まれで、
終戦時14〜15歳だった同世代の方々には、
この本を読まれると、苦しくも懐かしく重なる部分が
多いのではないでしょうか。
また、沖縄戦を生き延びたひとりの少年の回想が、
戦前、戦中、戦後を通じた具象的で
生な“沖縄史”に自ずとなっていることも
本著を普遍的なものにしています。

本著の刊行にあたり、脚本家で、
東京赤坂の「沖縄懐石 赤坂潭亭 」の女主人でもあり、
最近は「沖縄独立を夢見た伝説の女傑照屋敏子」の刊行で
話題の
高木凛氏が次のような
推薦文を兼ねた前書き「美ら島賛歌」を寄せてくださっているので
紹介します。









チョウケイ少年黒潮を渡る目次(内容)


まえがき(高木凛)

第一章 我は海の子泡瀬の子

うるまの島々
ふるさと泡瀬
タンナファクルーの思い出
病院の玄関
物づくりの町
フィラリアに染まる

第二章 森の町首里

分散するフィラリア
古都首里
一中生われら国士たるを期す
鉄の暴風前夜

第三章 黒潮にのって

魚雷発見

ソバ畑での玉音放送
三角貿易
沖縄へ、再び黒潮を越えて

第四章 国破れて山河なく

アイエーナー
父は生きていた

第五章 彼もし生きてありなば…

消えた一中
花の移住記念街道
他府県立海の家
軌道馬車
県立土壌工場
首里城地下指令部壕の再現
万余のミニダム
水の館
マラリア防圧記念碑
高校対抗ボートレース
公衆衛生祭
消えた級友

第六章 「青い山脈」

応援歌練習
沖縄芝居
よし医者になろう
グロリア台風

第七章 名古屋ヘ、再び黒潮にのって

「きみ、どこからきたん?」
アンコール<谷茶前>
木曽駒ヶ岳
睾丸よさらば
ティンサグの花
卒倒するインターン生

第八章 君、長崎へ行け

琉大ヘルスセンター
教授、学生の大キンタマ
危うし沖縄青年
君、長崎へ行け
打倒! 風土病
外科医の敵



単行本<チョウケイ少年黒潮を渡る>のお申し込みは下記まで



沖縄が長寿世界一を達成するのに大きく貢献した
公衆衛生。その最前線で奮戦した元公害衛生研究
所所長である著者の少年時代のノンフィクション。

推薦 脚本家 高木凛氏

<医者になろう、外科医にメスを振るわせる前に病をくい止めよう>
と、予防医学への道を歩むチョウケイ少牟の一途でまっすぐな思いは
心を打ちます。本書はまさにひとりのレキオ少年の半生を辿ったもの
ですが、沖縄現代史としての側面も持っています。    
(脚本家 高木 凛「まえがき」より)


発行 吉田朝啓
定価 1,600円(税込み、送料別)

ご注文は、下記まで。
メール o-r-pro@nirai.ne.jp
電話 070-5818-3038
Fax  098-885-4879
オーシャン・ロード・プロダクション
〒903-0804 那覇市首里石嶺町1-108-2




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