Chokei's plants garden Keihouen 啓邦園 1

啓邦園の緑のおすそ分けについて

緑と花を生涯の趣味とし、
これを羅針盤と定めて人生を歩んできた
Dr.吉田朝啓の園芸の世界は、実に多彩です。

物心ついたときに、
初めて出会った世界の強烈なイメージは
泡瀬の海の青さと天空の広さであったし、
浜辺で波に洗われてカランコロンと鳴る
珊瑚礁の石の玄妙な音でした。

森の都首里に移って後も、
周りには鬱蒼と茂る亜熱帯照葉樹があり、
鳥や虫が夥しく飛び、跳ねていました。

そのような原風景にプラスして、
諸外国の山野を渉猟した青壮年時代に
仕入れたイメージと園芸の情報は膨大です。

アマゾンの上流地帯に広がる
ボリビア共和国サンタクルス州の原生林から
熱帯花木を大量に導入したり、

帰途、ハワイに立ち寄ったとき、
ヨーロッパ人が意図的に熱帯植物の楽園に作り変えた
ハワイの緑化花いっぱいの業績に感銘したり、

とにかく、国際的な広がりを持つ趣味から、
庭先で珊瑚礁石灰岩を利用しての
「小島盆景=アイレット(Islet)」に没頭したり、
仲間を募って園芸クラブを立ち上げたり、
本業の医療よりも忙しい毎日です。

しかし、国際的に植物を扱う場合の原則を忘れてはいません。

第一、ワシントン条約に制限された種類は扱わない。

第二、国境やある地域を越える場合は、植物検疫をクリアーすること。

第三、移入して後、その地域の生態系を乱すような物は扱わない。





上へ          次へ      啓邦園トップへ

ホームへ

inserted by FC2 system