Chokei's project 1


   オリオンビール創立30周年記念「花の国際交流事業」<1988年>



              Dr.吉田朝啓の世界を股に駆けた花と緑の国際交流を図化してみると…
                     

オリオンビールの金城社長とは、
毎月の親睦会「いちご会」で顔を合わせる仲でしたが、
「創立30周年を迎える会社の記念事業になにかアイデアはないか」
と問われて、
即座に提案したのが
「ハワイ・ブラジル・ボリビア・ペルー・アルジェンチン、
計5か国の沖縄県人会との間で熱帯花木の種子を交換する企画」でした。

これらの国々は熱帯・亜熱帯にあり、

そこに自生している熱帯花木は
すべて沖縄でも栽培可能なものばかり。

Dr吉田朝啓は、かねてから
これらの有用植物を沖縄に導入・普及できないものかと、

構想を暖めていたのです。

金城社長の英断で企画は実践され、

琉球舞踊団を含む200名余の県民が
チャーター便で5か国をまわり、

百万本分の種子を持ち帰りました。

20年後の現在、トックリキワタをはじめ、

色とりどりの熱帯花木が四季それぞれに県内の町や村を彩っています。


花の国際交流事業から20年、南米から持ち帰った花木が成長して、あちこちの道沿いを華やかに彩っている




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